JR東日本おみやげグランプリ2023【食品部門賞】受賞
セレンディップ(群馬県高崎市)は、群馬県高崎市産の小麦「きぬの波」の認知拡大のため、地元生産者、JAたかさきと共に任意団体「きぬの波ブランド向上委員会」を立ち上げ、きぬの波を使用した新商品「高崎リーフパイ」を開発。2023年7月14日㈮に販売を開始しました。
そして2023年10月18日、JR東日本おみやげグランプリ2023にて【食品部門賞】を受賞いたしました。
現在、セレンディップ本店や高崎駅の店舗、各種通販サイトでも販売中です。
セレンディップは地元産の食材を活用したスイーツを数多く開発してきました。その中で、きぬの波を使用したフィナンシェも開発及び販売してきた実績があります。きぬの波の品種の開発に携わった高橋氏とお話する中で、「パイ生地にもきぬの波が合うのではないか。是非試してみて欲しい。」と相談いただいたのがきっかけでした。それから約1年間、生地の配合や焼き方などの試行錯誤を繰り返してきました。
また、今回はきぬの波の生産農家の方にも開発プロジェクトに加わっていただき、共にきぬの波のブランド力向上を目指して協力していくことになりました。
開発及び販売を手掛けるセレンディップは地元でもアップルパイの名店としてパイを提供し続けてきました。今回は、パイ生地の味をシンプルに味わっていただけるリーフパイを開発し、お土産や贈答用にもお使いいただけるよう個包装で日持ちも長い商品になりました。高崎市の銘菓として日本全国にお届けできればと思っています。
目次
■高崎リーフパイについて
パイ生地には高崎産小麦「きぬの波」を使用し、イタリアンレストランのセレンディップらしく、ほんのりチーズが香るようパルメザンチーズを練りこみ、108層に折りたたみました。それをレストランのオーブンで丁寧に焼き上げ、一つ一つ袋詰めを行います。
食感は「サクふわ」。味は小麦の風味と食感を楽しめ、チーズの香り、塩味を感じ、紅茶やコーヒーのお供にも、ワインなどのお酒のつまみにも合う上品な大人のリーフパイになっています。
商品名 | 高崎リーフパイ |
価格 | 5個入箱 1100円(税込)、10個入箱 2200円(税込) 、20個入箱 4300円(税込) |
味 | パルメザンチーズ風味 |
賞味期限 | 製造日から45日間 |
保存方法 | 直射日光・高温多湿を避けて、常温で保管 |
販売場所 | パイ専門店Serendip(JR高崎駅イーサイト高崎2階)、セレンディップイーサイト高崎店(JR高崎駅イーサイト高崎2階)、セレンディップ本店(高崎市島野町1093-1)
オンラインショップ(公式オンラインショップ、楽天市場、47CLUB)等 |
■ご利用シーンに合わせて選べる3種類の箱
●5枚入BOX・・・ちょっとした手土産やプチギフトに
●10枚入BOX・・・お土産や記念日のプレゼントに
●20枚入BOX・・・職場への差し入れや、御中元・お歳暮等に
■メディアで紹介されました
読売新聞新聞で高崎リーフパイが紹介されました(2023.7.15)
■雑誌「おとなの週末」で紹介
■販売店舗について
●セレンディップ本店(高崎市島野町1093-1)
●パイ専門店Serendip(JR高崎駅イーサイト高崎2F)
●セレンディップ イーサイト高崎店(JR高崎駅 イーサイト高崎2F)
■きぬの波ブランド向上委員会について
高崎産小麦「きぬの波」のブランド力向上のため、加工品を企画開発し、農業者、商工業者の連携による地域活力の向上を図ることを目的として結成しました。今回の商品開発をきっかけに高崎産小麦「きぬの波」のブランド向上に向けて、様々な情報共有や商品開発をしていきたいと考えています。
■高崎市産小麦「きぬの波」について
<きぬの波の特徴>
加工特性としては
・アミロース含有率がやや低く、食感部分の粘りと滑らかさがある
・硬さと弾性がよい
・菓子用としてのスポンジ焼成試験において、シットリ感の口どけのよい特性を把握。パイの焼成も実施した結果、パイとしても油脂と粉の相性も良く、膨らみやパリッとした食感で良好。
<きぬの波を開発した経緯>
めん用の主力品種 農林61号に代わる早生で病害に強い品種を目標
<きぬの波を開発する際、どのような小麦を目指して開発したのか>
栽培的には、早生、多収、コムギ縞委縮病抵抗性。加工特性は、日本めん用として製粉性の向上、麺の色(冴えのあるクリーミーホワイト)、食感の改善(粘弾性、滑らかさ)つるつるしこしこ
<高崎市内できぬの波を生産する農家について>
令和5年産の計画は下記の通りです。
人数:約150人 、面積:約173㌶ 、収量:約800㌧
- 著者
- 北村竜佑 オーナーシェフ|野菜ソムリエ
明治大学卒→銀行員を退職後、千葉県の自然農法農家で農業インターンシップを経験、野菜ソムリエの資格を取得し、製菓の専門学校で製菓全般を学ぶ。都内のビストロ・カフェで修行したのち地元群馬県のレストランセレンディップのオーナーシェフに就任 。「群馬県の美味しいを全国に」をスローガンに地元の良質な食材を使用し、素材を活かしたスイーツを考案している。シェフが開発した群馬ファーマーズプリンはTVや雑誌・新聞・ラジオ等様々なメディアで取り上げられ、数々の賞を受賞。
《実績》
●プリンの祭典「P-1グランプリ」準グランプリ受賞 2019.10
●日本ギフト大賞【群馬賞】受賞 2021.4
●JR東日本おみやげグランプリ2020 北関東エリア【金賞受賞】
●JR東日本おみやげグランプリ2023 食品部門賞1位受賞 etc.
《メディア出演》
●TV朝日『ザワつく!金曜日』2020.12.4
●TOKYO FM 「HONDA SMILE MISSION」 2020.4.30
●TV東京『ワールドビジネスサテライト』2020.7.14
●日本TV『秘密のケンミンショー』2020.9.17 etc.